部屋トレ、家トレといったテーマの本が増えています。忙しくてジムに行く余裕がなくても自宅で短時間で効率的な筋トレが可能だという主旨です。

それらの共通項はマシンやバーベルなどを使わないということでして自重トレーニングというジャンルが確立されています。

強力な自重派は特にマシントレーニングを嫌う傾向があります。動きの軌道が決められていて不自然な動きになるので筋肉を傷める、と言ったりもします。サプリも不要、という徹底派もいます。

私自身は自重にこだわるつもりはありませんがカネかけない・時間かけない主義ですので結果として自重派ということになっています。でも、ローラーなんかは使うので真正自重派の方からは邪道と言われるかも知れません。

 

当サイトではお金をかけない、時間をかけない自重トレーニング派のための筋トレメソッドを紹介していきます。

 

 

と、その前に自重トレーニングの心構えをご案内しておきましょう。

自重とマシン、どちらが優れたトレーニングメソッドなのか、という方法論について議論されることがありますが、ボディビル大会を目指しているような人は置いておいて普通の人にとってはどちらが効率的なトレーニングなのかは重要ではありません。部屋トレ、家トレ、公園トレーニング、言葉はどうでも良いのですが大変大きな問題があります。それは、、、

 

手軽に始められるが、やめるのも簡単

 

私の考えではセルフ自重トレの最大の欠点はつまるところここに行きつきます。筋トレ自重派は長続きしない傾向にあります。辞める理由はいくらでもあるからです。

■仲間もいない・鬼コーチもいないのでサボるのが自由

■ジムに会費を払ったわけではないからもったいない気もしない

■可愛い(カッコいい)スタッフと話す楽しみもない

■スタイルの良いインストラクターを目当てにすることもない

一言で言えばモチベーションが上がらない。

なので、自重とマシンのどちらが向いてるか、などの方法論の前にやるべきことは、トレーニングをいかに習慣化するかです。習慣化のテーマに関してはストレッチ習慣化プログラムをご参考ください。

 

 

 

プリズナートレーニング


 

「プリズナートレーニング」という一風変わったスタイルのベストセラー筋トレ本をご存知ですか?

ゼロから始めて、10段階でとんでもない所へ行くというものです。ジム通いは不要、自宅や公園のちょっとしたスペースがあればできる正攻法の自重トレーニング。

そこには裏技的な要素は全くなく、まさに王道中の王道と言えましょう。

 

書籍の紹介文から引用します。

全米ベストセラーの筋肉トレーニング本、スパルタ軍、ローマの剣闘士、そして世界の監獄でひそかに受け継がれてきた究極のメソッドが、ついに日本上陸!

ジム通いはムダ、プロテインは不要!  本書が提唱する自重力トレーニングは、バーベルやマシンで一個一個の筋肉を増していくのと違い、自らの体重を利用するから、体に無理がなく、本当の強さが身に付く。 短時間で自宅でも、公園でも、どこでもできるのに、圧倒的強さが手に入る。

まさに筋トレの王道、永遠のバイブル。 著者ポール・ウェイドは、凶悪犯を収監する監獄を渡り歩いてきた本物のプリズナー(囚人)。 伝説的強さを誇る恐ろしい受刑者たちや、膨大な書物からトレーニング・テクニックを学び、プログラム化。 アメリカの監獄で“コーチ"と言えば、ポール・ウェイドを指す。

 

ただ全面的に賛成はしかねております。

先に述べた通り、どこでもできる自重トレは移動時間がかからないというのは大変な魅力ではありますが、マシンジムを否定する気はありません。

ジムは刺激が多くやる気モードになりますし。役に立つ筋トレアイテムもいろいろあります。

またプロテインはあったほうが良いに決まっています。人気サプリのHMBも飲んだ方が早く肉体美に到達します。

ですので、私の立場は全部併用でいいでしょ、というものです。



 

基本トレーニング

 

 

 



 

世界一効率がいい最高の運動