こちらはストレッチを習慣化する方法を知りたいという人のために書かれた記事です。ここでのテーマはストレッチですが、他に応用する方法も基本的には同じです。
そう、これを読めば失敗する習慣化、成功する習慣化のコツがよくわかります。計画が続かない方にとってはチェックリストになります。お楽しみに。

 

【 目次 】

1.まず毎日の行動目標を立てる

2.毎日やるストレッチを紙に書く

3.紙は毎日何度も見るところに貼り、毎日マルをつける

 

 

まず毎日の行動目標を立てる


まず毎日の行動目標を立てる

まず目標を立てます。目標には大きく2つの種類があります。

達成目標行動目標です。

達成目標は「Y字バランスで10秒静止できるようになりたい」のように、「●●できるようにしたい」「●●になりたい」「●●が欲しい」という目標です。ダイエットで言えば「半年で20㎏減量したい」のようなものが達成目標です。それが出来るようになったらどんな気分か、周囲の人は何と言ってくれるかをリアルに想像するとモチベーションアップにつながります。リアルに想像できればできるほど、早く達成できます。

他方、行動目標はというと、そのために毎日何をするのか、です。「風呂上がりに30分、開脚ストレッチをする」などがそうです。ダイエットの例であれば、「毎朝30分ウォーキングをする」などが行動目標に当たります。

この二つはきちんと分けて考える必要があります。何故なら日々のルーティーンとして管理できるのは後者の行動目標だけだからです。

 

つづいて目標設定にあたり、重要なことをいいます。

新しく始めることに関しては、小さい目標から設定するということです。

いきなりスゴイ目標を立ててしまう人がいます。残念ながらまず続きません。

これまでストレッチの習慣がないのに「毎日寝る前に30分柔軟体操をする」という目標を立ててもかなりの確率で3日坊主(場合によっては1日坊主とか全くゼロ)で終わります。ですから、最初はいくら何でもこれくらいは毎日できるだろうという小さな行動目標にすべきです。極論を言えば、「毎日10秒前屈をする」でも良いのです。

そんなのやったうちに入らない、意味がない、という反論がありそうですが重要なことは「続けることに意味がある」のです。大丈夫、10秒は自然と30秒、1分、5分と伸びていきます。

 

もう一つ、重要なことがあります。それは行動目標はなるべく具体的に設定するということです。

「毎日5分ストレッチをする」

「毎日寝る前に5分ストレッチをする」

「毎日寝る前に布団の上で5分ストレッチをする」

「毎日寝る前に布団の上で5分開脚のストレッチをする」

「毎日寝る前に布団の上でロッキーのBGMを聞きながら5分開脚のストレッチをする」

 

だんだん具体的になり、自分が行動している姿のイメージが沸いてくるのがわかると思います。具体的に、がピンとこなければ いつ、どこで、どうやって?と時間・場所・服装・照明などを何度か自問して明確にしていきましょう。ここが具体的になればなるほど実現可能性が高まります。

 

もうひとつ、行動目標の設定に当たり重要なコツがあります。

それは、プランBを用意しておく。プランBってのはなにかと言いますと起こりうる事態をあらかじめ想定して予備のプランを用意することを指します(私のいた投資銀行業界の用語かも知れません)。

例をあげればすぐにわかります。

「毎朝6時に起きて10分ウォーキングをする」と目標を立てたとします(もっと具体的なほうが良いのですがここでは話が逸れますので)。

実体験として納得する方も多いと思いますが、この計画は以下のようなときに破綻することがよくあります。

1. 起きたら7時だった。もう仕事の準備だ、今日は無理、やっぱり明日からにしよう

2. ドシャ降りの雨だ、今日は無理、やっぱり明日からにしよう

で、結局それっきりになってしまう、というパターンです。心当たりの方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、計画の段階で「〇の時はどうする?」と決めておくのです。もちろん当初の段階で想定できない事情も当然起こるのでプランBは追加・変更になることも当然あります。

 

 

ではその行動目標、いつから始めますか?

やってしまいがちなのは「明日から」とか「来週の月曜日から」とか「来月から」なんですが、今この瞬間が一番アツいので正解は「今日から始める」です。数日空く間に目標達成に向けたエネルギーはどんどん下がっていきます。そして来週の月曜が来た時には目標のことはすっかり忘れているということになってしまいます。


「目標を掲げても実行できたことがないから目標を立てるのは無意味だ、私には向かない」「計画だけたてて実行した試しがない」という人が少なからずいます。その原因は

  • 紙に書いていないので目標自体を忘れてしまっている
  • 行動目標に落とし込んでいないので何から手を付けていいかわからない
  • 壮大な目標で自分自身も達成できる気がしないのでやる気にならない

などが考えられます。

計画を立てて続かなかった経験がある方は、是非上述した目標設定のコツに従って改めて目標設定に取り組んでください。まずは「続けることに意味がある」ので絶対クリアできるレベルの目標にすることをおススメします。

目標を立てるだけで実行しないのは自分は計画を守れない人間なのだという低いセルフイメージを強化することになりかねませんのでかえって逆効果になってしまいます。繰り返しですが小さな目標でいいから毎日クリアする、を意識してください。

 

  • 毎日の行動目標に落とし込む
  • 絶対出来る小さな目標にする
  • 具体的な目標にする
  • プランBを用意しておく
  • 今すぐ始める

 

 



毎日やるストレッチを紙に書く


毎日やるストレッチを紙に書く

成功法則や自己啓発に関心のある方なら目標を紙に書くことは大切だと何度も耳にしているでしょう。

そこでストレッチに特化した目標管理シートをご用意しました。ストレッチを習慣にするためにやるべきステップは下記の通りです。

ストレッチ特化版目標管理シートはこちらからダウンロードできます

 

印刷する

妄想しながらわくわくして書く

部屋の入口など毎日何度も通るところに貼る

毎日マル印をつける

 

今どき紙じゃなくてアプリでしょという声も聞こえてきそうですね。確かにスマホアプリでルーティーン(ルーチン)とか目標管理と検索すれば様々なアプリがあります。それでも、私はアナログですが紙で管理することをおススメします。

アプリを使えば確かに自動でグラフになったり、達成率を計算してくれたり、便利な機能があるのはよくわかります。しかし、最大の問題は、自分から見にいかないと(=アプリを起動しないと)いけないということです。

今日やってないな、、、という思いがあると後ろめたさもあってアプリを開くのが億劫になり、数日経つとアプリの存在も忘れ、1週間経つとついに目標を立てたことすら忘れてしまいます。タイマーで知らせてもらうから大丈夫、という人もいるでしょうがやらない日が続くとタイマーの設定を削除してしまいたくなるのです。

そこで紙です!今さら紙なんて、、、そんな気がしても紙なんです!

 

  • アプリより紙!
  • アプリより紙!
  • アプリより紙!

 

 

紙は毎日何度も見るところに貼り、毎日マルをつける


紙は毎日何度も見るところに貼り、毎日マルをつける

自分の部屋で過ごすことが多いのでしたら、部屋の入口に目標管理の紙を貼るのがおススメです。
部屋を出入りする度にイヤでも紙を見ることになるからです。寝る時しか自分の部屋にいかないって方はトイレだとかどこか頻繁に通って目にするところに貼りましょう。

こうすることで毎日何度も自然に目標シートが目に入り、そのたびに「やらなくちゃ!」と脳にメッセージが届けられるのです。

話が飛びますが、パレートの法則という人文社会全般に共通する経験則があります。すべてのグループはおおよそ8:2のサブグループに分けられる、といった内容のものです。

おそらくこれを読んだ方の中でも80%の方は実際に印刷して書いて貼る、をしないでしょう。へーそうのか今度やろう、と思っているうちに印刷して書いて貼ることを忘れます。そして目標を立てようと思ったことすら忘れるのです。

紙に書いて部屋の入口に貼ったあなたはすでに残り20%に入っています。目標達成はもうすぐです。

表には毎日やったらマル、やらなかったらバツをつけるのですが、ここで重要なことがあります。それは、

 

毎日マルがつくようにする

 

マルが70%以上になるようにしましょう、なんて話ではありません。

「今日は忙しくてできなかったけど、明日はやろう」じゃなくて毎日やって必ずマルをつける。達成率100%ということです。そのためにも上で書いたように、最初は特に気をつけて「どんなに忙しくてもこれくらいは毎日できるだろう」という小さな目標にして下さい。もう一度言います。まずは「続けることに意味がある」です。

先程、目標を紙に書いて貼る人は20%と言いました。一か月毎日マルをつけられればあなたはさらにその中の20%になるでしょう。つまり、20%×20%=4%の目標達成人間になれるということです。そうして次はもう少し高い目標を設定する気になるでしょう。

 

  • 頻繁に目に入るところに貼る
  • 自分の部屋の入口に貼るのがおススメ
  • 毎日、必ずマルにする

 

 

 

 


たかし
たかし

学生時代より器械体操・空手・少林寺拳法・筋トレ・エアロビクス・バレエなどを経験し、自己流で高い柔軟性を体得。解剖学や脳科学の観点からアカデミックに効率的な柔軟性向上と筋力強化に取り組む。東京大学経済学部卒業。