当ページは人間鯉のぼり(ヒューマンフラッグ・旗などともいわれます)にチャレンジしようとネットで「初めは●●から始めましょう」みたいなページを見つけてみたものの、そもそもそれが難し過ぎて「いや、それができないから困ってんですけど」という感じで何から練習したらいいのか見当つかずに諦めた、もしくは諦めそう、そんな方のために超基本の練習方法をご案内するページです。

一応載せておくとこんな感じから練習しましょう、なんて書かれているわけですが、「ちょっと鍛えてるつもりです」レベルの常人が実際やってみると「っつーか、まず体が浮く気がしねぇし」ということになるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

本題に入る前になぜこの記事を書くことにしたのか、について一言書かせて頂きます。

私自身がよく見てたのでよくわかるのですが、人間鯉のぼり(ヒューマンフラッグ・旗)のやり方・練習方法などを検索して出てくるページは大きく2つに分かれます。

 

1.ライター自身は全くできないのだが、他のHPからの写真とかユーチューブ動画を拝借して作られたページ。SEO的に優れているのか、この手のページは検索上位に散見される。自分で実際に試したわけではないので「らしいです」とか「ようです」「みたいです」のような伝聞系の表現になることが多い。もちろんデキるフリをしているライターも少なくないがなにしろ自分はできないのでどう考えてもパクリ写真・ユーチューブ動画が載ってるのですぐわかる。
自分はできないのに、「こうすればできる!」と講釈を垂れるタイプの人間ってどうなんですかね。私は仲良くなれません。

 

2.ライター自身が人間鯉のぼりの達人のため、初心者がどこで立ち止まるのかわかっておらず、冒頭で紹介したように、「初めはジャンプして足を上に上げるところから始め、だんだん降ろす練習をしましょう」というような練習方法が出てくるのだが上述の通り、「いやいや、待て。とてもじゃないがそれができる気がいたしません。」とツッコんでしまうパターン。

 

いずれにしても超初心者に寄り添った内容で無いため、最初の一歩の役に立たないのです。

 

本稿は多少体力に自信がある、という程度のズブズブ素人である私自身がヒューマンフラッグに取り組む根性と執念のドキュメンタリーとなる予定である(割と気長に見てください、今後追記)。

 

必要な練習場所

直径10㎝程度の垂直な柱。身近にあるのは交通標識がついてる白とかオレンジとかの柱、もしくは公園の鉄棒の支柱。

ジャングルジムは私の近所には無いのですが、骨組みが細くて持ちにくいと思われる。

 

必要な体力

本稿で紹介する基本技にトライするには腕立て10回、腹筋30回くらいは最低必要と思いますが、それすらできない人はそもそも鯉のぼりをやってみようとは考えないはずなので、この記事の読者はクリアできているはず。

 

必要な心構え

おもむろに街の中で鯉のぼりやってみせたら英雄だな、という密かな野望。なんじゃ?!すげえ!と言われたい承認欲求。

 

では、いよいよ本論へ入ります。題して「ここから始める鯉のぼり」(ヒューマンフラッグ)。まず初めはクラッチホールド

こいのぼりの前に必ずクリアすべきポーズ、それがクラッチホールドです。

クラッチホールドがちゃんとできないのに鯉のぼりにチャンレンジするというのは、ベンチプレスで50㎏が苦しいけど200㎏にトライしてみよう、二次関数がたいして理解できてないけど偏微分をやってみよう、バク転できないんだけどダブル宙返りをやってみようというに等しい行為です。すなわち全く無謀であり、何も得るものは無く、ケガするリスクだけがあるチャンレンジですのでいきなり鯉のぼりをやろうとしてはいけません。

はっきり言って上体の使い方さえわかればできる技なので多少鍛えたことありますよ、という方ならクラッチホールドは割とすんなりマスターできるはずです。一歩一歩トライしましょう。私は水平維持できるまで3週間くらいでしたが、練習量が圧倒的に少ない(毎朝20秒くらい)のでもっとまじめにやる人は1週間でできると思います。基本は体幹部の筋トレです。

 

ではプリズナートレーニングに倣って、超基本ステップから。

クラッチで最初にマスターすべきは柱の持ち方です。スタートとゴールで体の向きが180度変わる点がポイントですので注意してください。

 

 



0.上体の使い方をマスターする

 

上の腕は支柱に絡ませるように持ちます。これ以上は言葉では伝えられないので写真参照。

 

下の腕はヒジをわき腹に固定します。下の腕メインでつっかえ棒のように体を支えます。右が下でも左が下でもできるように以下全て両側とも練習します。
手に体重を移しながら、後ろを向きます。上の動画ご参考ください。

1.とにかく地面から両足を離す

ジャンプするのではなくて、上体に力が入ってじわりと足が地面から離れる感じです。はじめは1秒でOK.上体を支えるコツが分かれば時間はすぐ伸びます。上体の力だけで全身を支えられるんだという感覚を得ることがここでのポイントです。10秒キープが目安です。

2.下の足を曲げてお尻を上げる

下の足を引き寄せると下半身の負荷が軽くなり、お尻を上げやすいはずです。10秒キープを目指します。

3.両足を曲げてお尻を上げる

両足を曲げて柱にしがみついてる感じになります。10秒キープを目指します。

4.体幹の力でお尻を上げ、身体を水平にする

上体の力で支え、カラダを水平にしていきます。10秒キープを目指します。

 

5.ヒザを少しずつ伸ばす

足を少しずつ伸ばしていきます。つま先が支柱から遠く離れるほど負荷が重くなります。

6.頭から足まで水平にする(完成)

足が伸びて、身体が水平になれば完成。

 

持ち方のコツを覚えれば割と簡単なはずですが、素人レベルでは持ち方すらわからないため、このクラッチホールドでも十分喜んでもらえます。信号待ちで標識の支柱につかまり、これやるとウケます。

 

 

 

さて、クラッチホールドができたらついにフラッグの練習をする資格を得られます。

ではいよいよ、フラッグの練習です。ここからは私の中で練習方法が確立されていませんが、2019年8月時点の現在進行形で記します。

他に適当な場所がなく、私はちょっと高めの鉄棒でやっています。

1.鉄棒のタテとヨコを握り、身体をナナメ一直線にする

手の位置を見てください。上のバーと支柱を持ちます。当然ですが、上の手が支柱に近づくほど垂直に近くなるので難しいです。

2.握る位置を支柱寄りにしてより水平に近いナナメ一直線にする

上のバーを持つ手が支柱に近づきます。そのため先程より少し体が水平に近づきます。

3.両足を曲げてお尻を上げる

足を曲げてよいのでお尻を持ち上げます。足を曲げると持ち手と足の距離が短くなるので負荷が軽くなるので、上がりやすくなります。

4.開脚するとなんとなくデキてるっぽい感じになる

足を伸ばし、開脚しても持ち手と足の距離が短くなるのでそろえて伸ばすよりも負荷が軽くなります。見た目がそれっぽくなるので、一応見せられる感じになります。

上の手は横バーをもってるところがポイントでして、両手がタテの支柱だと一瞬たりとも浮く気がしません。ジャングルジムならヨコヨコができるので見つけたらやってみます。

→小学校のジャングルジムでヨコヨコにてトライしようとしましたが全然浮きませんでした(2019/8/18)。

以下、本稿は進歩があるたびに更新されます。

 

自重トレーニング トップ

 

 

 

 


たかし
たかし

学生時代より器械体操・空手・少林寺拳法・筋トレ・エアロビクス・バレエなどを経験し、自己流で高い柔軟性を体得。解剖学や脳科学の観点からアカデミックに効率的な柔軟性向上と筋力強化に取り組む。東京大学経済学部卒業。